2017年 11月 27日
もうちょっと勉強しようね、朝日新聞さん |
11月26日付朝日新聞より。
朝日新聞は、憲政の神様・尾崎行雄の「一身の利害を考えて離合集散する所も徒党は誰でもできる」との発言を引用しつつ、平成の現在の政党の党利党略を批判する。
ぷぷっ。この朝日新聞の記事を書いた人は、近代政党史をよくご存じではないようだ。かの尾崎行雄もまた政党の離合集散の一翼を担った政治家であり、またどれだけの政党を渡り歩き、また脱党を繰り返したか。尾崎の経歴を見れば彼が「政界の渡り鳥」にほかならないことは一目瞭然だ。
別に自分は尾崎を批判するつもりは毛頭ない。政治は綺麗ごとではないからだ。
ただ、近代政党史のおおよその流れを知らないまま、尾崎を持ち上げる朝日新聞のこの記事を書いた記者を冷笑するだけ。
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by nanamisuzuka
| 2017-11-27 22:29
| 歴史系ネタ