2019年 01月 17日
労働組合は相変わらずである |
労働組合のニュースペーパーに「安倍政権は,軍事大国化のため安保体制を強行し,憲法改悪を企図し,グローバル企業に奉仕する国家と人づくりのために教育と大学を動員しようとしている」との文章が掲載されていた.
労働組合は任意団体なので,特定の政治思想を持った方々が集まり,ワイワイやるのは全くもって自由である.
ただ,憲法改正や安保体制強化は世論を大きく二分する政治問題である.どちらかが圧倒的多数に支持されているわけではない.言わば半々なわけだが,労働組合はその片方の立場であると明言しているわけだが.
もちろん,任意団体がその片割れの味方をするのは自由だが,左寄りの政治思想を明確に掲げることは,国民の半分を敵にしていることを意味する.にもかかわらず,労働組合幹部は「なぜ職員全員が組合に入ってくれないのか」と嘆くのだから,お笑いでしかない.
世論を大きく二分する政治課題の片方に賛成する以上,組織構成員の大半を組合に組み込みたいと考えるのはバカげている.滑稽でしかない.
何でこんな簡単なことがわからんのかね.労働組合の体質は本当に古すぎる.なぜ,組合は政治的無色となって,職員の労働環境の向上だけに努めないのだろうか.
by nanamisuzuka
| 2019-01-17 18:35
| 本職?の教育に関係するもの