2018年 11月 17日
研究には向いていない |
11月17日付朝日新聞で紹介された映画監督&大学院生(?新聞記事ではこの方の肩書ははっきりと書かれていない).この方はトルコの反原発運動を映画にする傍ら,同国の原発に対する市民運動を研究していると言う.この方が反原発派であることは記事から明らかである.
当方は原発容認派なので,この方とは考えが合わないが,反原発派であること,反原発の市民運動を映画にすること自体を批判するつもりはない.日本には言論の自由がある.
ただ,反原発の市民運動に関する研究をしているとの点はどんなもんだか,と思う.当方が理系であるせいか,研究とは客観的に物事をとらえ考察するものとの意識がある.
この方が原発そのものや原発に絡む市民運動を客観的に見れないことは明らかである.はなから原発推進側に対し批判的に見ることは避けられない.
反原発の映画を撮りながら,その研究をすることは無理だし,仮に成果が出されたとしても,その論文に学術的意義は認められない.これが当方の考えである.
by nanamisuzuka
| 2018-11-17 16:40
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