2018年 10月 13日
もはや司法に委ねるしかない |
玉城沖縄県知事と安倍首相が会談した.雰囲気は和やかであったと言うが,辺野古基地に関しては,当然平行線.
玉城氏の当選前後の事情からして,同氏は「辺野古基地反対!」と言い続けるしかない.今更「辺野古移転に同意」と言ってしまえば,即座に政治生命が絶たれる.
一方,政権側としても「わかりました.辺野古移転は諦めます」と言えるはずもない.基地移転はアメリカとの約束なのだから,簡単に覆せるはずもない.
つまり両者譲る余地はないと言うことだ.となると,司法で決着を付けて,両者の最低限のメンツを保つしかない.仮に,裁判所が国側に軍配を上げても,沖縄知事側としては「我々としては基地移転反対だが,最高裁判所がゴーサインを出したのだから,屈するしかなかった」と弁解できる.
by nanamisuzuka
| 2018-10-13 14:00
| 時事ネタ