2017年 01月 10日
コツをつかんだ |
昨年11月末に福井県某所で捕ったヤリタナゴやアブラボテの若齢個体.両タナゴは絶滅危惧種だが,この某所の個体群は明らかに人為的に移入されたものなので,飼育用に持って帰ることに躊躇する必要なし.この件は先日のブログでも述べた.
タナゴ類の飼育を始めて数年になるが,だいたいコツをつかんだ.一週間に1回は必ず水替えをし,その際に必ず2日間塩浴させる.手間暇はかかるが,この頻度で塩浴させると,体に白いカビのようなものが生えてくる病気にならない.
横着して水替えをせずに2週間ぐらい放置すると必ず弱る個体が出てくる.本来なら,こんな高頻度で水替えをする必要はないはずなのだ.そこで,かつて塩などと言うケチ臭いものではなく,熱帯魚用の薬剤を用いて根本的措置を試みた.しかし,やはり2週間以上たつと食欲がなくなる個体が出てきた.
こうなると,ああだこうだ考えるのが邪魔くさいので,一週間に一度塩浴させればよいとの結論に達した.それで今に至る.一か月以上前に捕ったヤリタナゴとアブラボテの若齢個体は未だ1頭も死んでいない.
by nanamisuzuka
| 2017-01-10 18:14
| 動物の分類や分布・飼育など