2017年 12月 06日
職業を色眼鏡かけて見たらあかんな |
12月1日付朝日新聞より。僧侶で作家の瀬戸内寂聴を取り上げた記事。
記事によると瀬戸内寂聴曰く「男より女の方が数倍深い人生がおくれる」だとさ。
瀬戸内寂聴はフェミニスト・・・なのかどうか知らんが、こいつはとかく男性を小馬鹿にした発言が多い。全人口の半分をそもそも自分の小説の読み手として期待してないのだろう。それはそれで瀬戸内の判断なのだから好きにすればよい。俺は死んでもこいつの小説なんぞ読まんがな。
さて、いつぞやのブログでも書いたが、東京都知事選の際、瀬戸内寂聴は「東京の出生率は全国平均よりも高い」と言い切ったジャーナリスト鳥越氏を推していた。東京の出生率が全国平均より下などと言うのは少し新聞や本を読んでいれば自然に入って来る常識だ。都知事を目指そうという人間がこんな事も知らない事にあきれ果てるほかない。
鳥越氏は自分の意見を言うだけで、他人が書いたものをろくすっぽ読まない人間であることは明白だが、瀬戸内寂聴はそれでも鳥越氏が都知事に相応しいと信じていたようだ。耄碌しているとしか思えん。俺このばあさん大嫌い。
ただ、ふと思えば、同じフェミニストでも漫画家のくらたまに対しては、「こいつの漫画なんぞ読んでやるものか」とは思うものの、瀬戸内寂聴に対してほどはむかつきはしない。おそらく、自分が無意識のうちに「僧侶という宗教職者は世間を公正に見る人たちである」と認識しているのかもしれん。だからこのばあさんに猛烈にイラつくのだろう。
僧侶も数多(あまた)ある職業の一つだ、と考えなおさないとな。
by nanamisuzuka
| 2017-12-06 22:06
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