2017年 10月 08日
教壇に立つ人間としては問題じゃね? |
法政大学の山口二郎教授の寄稿文がヤフーニュースの見出しにあがることがある.
山口教授のアンチ自民党・アンチ安倍首相,親左派・親リベラルの姿勢は徹底しているので,読むのは寄稿文のタイトルだけでよい.何が書いてあるかは簡単に予想がつくからだ.
日本は自由主義国家なので,山口教授が現在の日本政治にどのような感想を持ち,どのように評価しようが,それは自由である.お好きなようになされればよい.
ただ,曲がりなりにも,教壇に立つ人間が政治に深くかかわり,特定の政治思想を隠そうとしないと言うのはいかがなもんだろ.学生が安倍政権への支持を公言するようなテスト答案なりレポートなりを出してきたとき,山口教授は公正に採点できるのだろうか?授業中に学生たちに反自民党思想を植え付けるという危惧はないのだろうか?
山口二郎氏が単なる評論家であれば,「勝手にやっとけ」と打ち捨てることができる,だが,同じく教壇に立つものから言わせてもらえれば,山口氏はやりすぎである.
自分はアンチ左派・アンチリベラルだけど,生徒の前では一切その手の事を話題にしない.また,授業で原発について取り上げる時,「俺は自分が原発に対して賛成反対は絶対に言わん」と前置きするようにしている.原発は環境問題との一面もさることながら,高度な政治課題だからである.
by nanamisuzuka
| 2017-10-08 15:58
| 時事ネタ