2017年 06月 07日
科学と政治学では考察方法が根本的に異なる |
5月29日付朝日新聞より.「不祥事や閣僚の失言が少なくない安倍内閣は,なぜ支持率が落ちないか」の特集記事.複数の政治学者のコメントもあり.
朝日新聞と政治学者は「安倍内閣に失望しても,他に受け皿となる政党がないから」「国民の内閣に対する評価が甘くなっているから」等の理由付けを必死にしているが,「安倍内閣の政治が何だかんだ言って国民の支持を受けているから」とのシンプルかつ素直な考察は全くなし.朝日新聞のスタンスから言って仕方はないだろうが,どんなもんだかね.
科学の世界では,政治学者が行うような「物事を斜めから見る」(←あくまで自分の感想です)ような結論や考察は認められない.ジャーナルに投稿しても,まず間違いなくリジェクトをされる.
科学のフィールドであったなら,「安倍内閣は国民から政策を支持されているから,内閣の支持率も高いのだ」との結論しか導きようがない.
別に自分としても安倍政権に不満がないわけではないけどな.
by nanamisuzuka
| 2017-06-07 19:52
| 時事ネタ